増えてきた電動車いすの子どもたち♪

最近私はよく療育園で

小学生低学年の電動車いすの子どもたちを見るようになりました。

嬉しそうに電動車いすを操作して 動き回る子どもたちの姿を見ると 

とても嬉しく思います。

でもまだまだ日本中同じ状況ではないと思います。

早く日本中でそんな光景がたくさん見られるようになったら、、

そう願っています。




数年前ならば小さな小学校低学年の子どもたちには

電動車いす作成の許可がなかなか医師から下りませんでした。。

まだ危ないとか低学年では早すぎる、

必要ない等 色んな理由で

まず許可は厳しいものでした。



許可が下りるまでには 粘り強く子どもの為にと医師に何度も

掛け合って道を開くなんともたくましいお母さんたちの姿が必ずあります。


幼い時期に自由自在に自分の意思で動くというのはとても大切なこと。

低学年の時期だからこそ 自分の思うように動ける気持ちを大切にしたいと

何度もかけあって 許可が下りず それでもかけあって数年後に

許可が下りたというケースを身近で見てその大変な話を聞いていました。


できるだけ早く自分の意思で好きなところに動く気持ちを

体験させてあげたい。

子どもたちが自由に走り回るように、、。

ただ自由に動く そんなチャンスを与えてあげたい。

私も気持ちは一緒でした。



うちの子が電動車いすの希望を出した頃はまだかなり厳しい時期でした。

実は就学前から希望を出し

訓練の先生にも厳しいと言われてはいたけれど

許可が思っていたよりも早く下りたのは 

そんな道を切り開いてくれたパワフルなお母さんたちがいらしたからと

心から感謝しています。

療育園でも電動のお友達が増えたなあ、、、と感じるようになったのは

ここ半年以内のことだと思います。



3年生の春に プーさんの電動車いすが我が家にもやってきました。
(電動にも手動にもなる車いす)

もうそれは満面の笑み、笑顔笑顔笑顔でした(o^-^o)


許可を頂く際に医師に提案したのは下記のこと。

学校までの道やプライベートで使用する。

☆小学校ではまだ安全面のことも考えて完全に自由自在に使用できるように
 なるまで学校の先生方のオッケーがでるまで使用しません。

(低学年のうちは子どもたちが触っての誤操作等
 どんなことがあるかわからない。
 通学時 親がついているときだけ電源をonにする。
 学校では誤操作があってはいけないのでバッテリーをはずすようにしました)

☆自分で運転はできる範囲ではあったけれど
 何事も自分のものにするには練習が必要。
 共に練習して早く自分のものにさせたいので今から取り組みたい。
 
と医師にお願いしたのです。

さらに本人ももが先生に

「自分で動けるように早くなりたいです。お願いします。

 いっぱい練習します」と笑顔でお願いしてオッケーが出ました。



電動車いすは簡単なように見えて 実は原付バイクのような感じで

思っていた以上に難しいのを皆さんはご存知ですか?

実に電動車いすは運動神経がいるのです。

障害を持たれ それぞれの麻痺の状況に合わせて

持ち手はスティック上のようになっていたり

色んなカタチでそれは動くようになっています。

私たちにとってはそれは慣れですぐできることかもしれません。

しかし 一度失ったものをリハビリ等で克服して

または残存する能力を活用して

細かく操作できるようになるのは本当にすごいことだと

一人で車いすで移動される方々を見るたびに私は思います。

(実にあこがれていました)


そして素敵だな、、っていつも思うのです。

いつの日か ももかも一人でおでかけするようになるのかな、、

大きくなったらきっと。

でもそうなる頃 しばらく私は影武者のように遠くから見て

見つからないように離れて後を追うかも、、笑

私とろいからすぐ見つかるかもしれませんが、、。



私が初めて高学年の女の子の電動に試しのりさせてもらったときの

感想は「難しい」でした 笑



安全面のことは十分な配慮が必要だと感じています。





現在は整形の術後でしばらく大きな特殊車いすのお世話になっています。

自由人な娘。

いや子どもだって大人だって誰だって

自由に動き回りたい気持ちは変わりません。

後ろを押してもらうよりも

自分で動きたい、、そんな気持ちは誰もが一緒です。

現在自分で動けず 後ろを押される生活はかなり窮屈だと思います。



また嬉しそうに自分で動ける日が一日も早くきますように

そう 祈っています。

今日もありがとうございます

(o^-^o)


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